先日、連携している病院のソーシャルワーカーさんより、当社スタッフにご相談がありました。
がんの告知を受けた62歳の未婚女性のお一人さま患者さんについて、入院時の身元保証人がおらず、死後対応をお願いできる人もいないので困っているとのことでした。
早速面談を行い、当社で身元保証と死後対応を支援することになりました。
ご本人にお話を伺うと、ご自身が亡くなられた際のご要望をしっかりとお持ちでした。
「お墓がないので海洋散骨してほしい」
「応援している団体に遺贈したい」
これらの想いを叶えるため、遺言と死後事務委任契約を公正証書で作成しました。
ご逝去された際の火葬や病床整理だけでなく、その先の遺贈や海洋散骨までお約束できたことにホッと心が楽になったご様子でした。
遺言や死後事務委任契約はその方の想いを伝える有効なツールです。
ご自身の生きた証を残し、後世へと繋ぐお手伝いができればと思います。
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