国立大学病院長会議が収支速報値を公表しました。
それによると、国立大学病院の2024年度収支決算の速報値で、42病院中25病院が現金収支マイナスとなり、42病院の収支の合計額は213億円の赤字に上ることが分かりました。
2023年度は16病院26億円の赤字であったことから、大幅に悪化しています。
背景には、物価・エネルギー価格高騰の影響や、働き方改革による人件費の負担増加が挙げられます。
その他、材料費や医薬品費、病院情報システム費の負担も増加し、診療報酬の点数を上げなければ赤字の構造はなくならないとの声も上がっています。
2024年度の診療報酬改定により、入院基本料引き上げ等が行われ、111億円の収入増となりましたが、それ以上に負担の増加が大きく、病院の経営を苦しめています。
このままでは現金が枯渇する病院も出てくると、強い危機感が示されています。
当社のお一人さま支援事業は、医療費・入院費の未払い解消に直結します。
また、ベッドコントロールやシャドーワークにかかるMSWの負担を軽減することもできます。
今後も医療連携を強化し、微力ながら診療水準の維持に貢献してまいりたいと思います。
▶『私たちのお一人さま高齢者支援について』