平均寿命が延び続ける日本において、国は「健康寿命の延伸」と「健康格差の縮小」に向けた取り組みを進めています。
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。
健康寿命の延伸は、個人の生活の質を高めるだけでなく、医療費や介護費の削減につながるなど、社会全体にとっても重要です。
一方で、健康格差の問題も指摘されています。
所得や居住地域などによって、健康状態や健康に関する情報へのアクセスに差が生じることがあります。
国は、この健康格差を縮小し、誰もが健康的な生活を送れる社会を目指しています。
具体的には、医療連携体制の推進です。
地域全体で医療機関が連携し、質の高い医療を効率的に提供できる体制づくりが進められています。
また、企業や団体が健康づくりに関わることも奨励し、健康経営に取り組む企業を評価する仕組みも推進しています。
健康寿命の延伸は一朝一夕にはいきませんが、国や企業、そして一人ひとりが行動変容を促すことで実現は可能です。
私たちも医療連携の促進に貢献し、誰もが心身ともに豊かな日々を送れる社会の実現を目指してまいります。
▶『私たちのお一人さま高齢者支援について』