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2025年9月1日

「隠れおひとりさま」の最期に寄り添って

相談員のKTです。

先日、当社にご相談いただいた方の死後事務委任契約と遺言公正証書の作成に立ち会ってきました。

ご本人さまは60代の女性で、末期がんの診断を受けられた方です。
病院のソーシャルワーカーさんから当社にご連絡をいただき、支援させていただくことになりました。

お話を伺うと、若い頃から精神疾患のある弟さんとお母様を支えるため、ご自身の結婚は選ばず、仕事一筋で生きてこられたとのこと。

「自分が働いて家族を支えなければいけない、そんな使命感で生きてきた」
と語る姿が、とても印象に残っています。

ようやく仕事を引退し、肩の荷をおろした矢先に病気が見つかりました。
治療が難しい段階で、「自分の死後のことを誰にも頼めない」という大きな不安を抱えていらっしゃいました。


この方には遠方に親族はいますが、身近に頼れる人はいません。
書類上は「おひとりさま」ではないけれど、実質的には支援者も相談者もいない――

こうした「隠れおひとりさま」の状況にある方は非常に多いと感じています。

そのような中で、ご自身の死後の手続きや財産整理をきちんとしておきたいという想いから、死後事務委任契約と遺言公正証書を作成する決断をされました。
「残される人たちが揉めないように」「迷惑をかけたくない」
とおっしゃるその言葉から、深い優しさと責任感が伝わってきました。

最期の時間を、少しでも安心して過ごしていただけるように――

私たちができる支援のひとつひとつが、こうした方々の支えになればと願っています。
今後も、お一人さまが安心して暮らしていける社会の実現を目指し、活動を広げてまいります。

▶『私たちのお一人さま高齢者支援について』






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