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代表森角和則が高齢者支援の現場で
直面した「制度の課題」を発信しています。
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現場からの提言
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自宅売却を嫌がる引きこもりの息子を説得

2023年7月24日
社長の森角です。
とても大変だった引きこもりの息子さんを説得したときのお話です。

生活困窮に悩む親御さんからの相談で自宅を訪問すると、室内は荒れ果て、膝下の高さまでゴミが散乱していました。
床はベタベタで異臭が凄く、「この環境下で生活させるのは良くない」と強く思いました。

あきらかに自立生活の限界を超えていました。

お話を伺うと、引きこもりの息子がいるため現金はなく、収入源である年金でやっと生活していたそうですが、最近は身体が思うように動かず、家の中がゴミで埋まり、片付けられない状態でした。

この状況を見過ごすと、最悪は親御さんが孤独死する恐れがありましたので、息子さんに会わせてもらえるようお願いしました。
始めは強く拒否されましたが、何度もお願いするうちに息子さんとお話ができるようになりました。

このままの状況では、親御さんは辛い生活を強いられ、孤独死するリスクが高いことをお伝えしました。
なかなか理解してもらえませんでしたが、息子さんと年齢が近かったので世代間の話をしながら心の距離を縮めていきました。

手元に現金が無いので今のままでは高齢者施設への入居は難しく、自宅を売却した資金を入居資金に充てることにしました。
息子さんは自宅の売却と、自宅から離れることに大変な抵抗を示されましたが、「迷惑を掛けてきた親に、最後の親孝行はこれしかない!」と説得しました。

自宅を売却した資金で、息子さんは利便性の良いワンルームマンションに移り、親御さんは高齢者施設に入居しました。

同世代の息子さんが言った「親に迷惑を掛けた」という言葉がとても印象的でした。
とても難しい問題ですが、今後急増する8050問題の解決に寄与できればと思います。


森角署名


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