『おひとりさまの尊厳を
守り抜く』
余命を告げられたとき、最初に感じるのは「死」への恐怖ではなく、
「これからを、誰に相談すればいいのか分からない」という不安です。
家族がいない。頼れる親族もいない。
入院や施設入居の手続き、自宅のこと、財産のこと、そして死後のこと——。
限られた時間の中で、これらを一人で抱えなければならない現実は、
想像以上に重く、深いものです。
私はこれまで、数多くの「おひとりさま」の現場に立ち続けてきました。
身寄りがない方、制度の狭間で孤立する方、重い病を抱え将来に不安を感じている方。
そうした方々と向き合う中で痛感するのは、人は「理屈」ではなく「感情」で生きているということです。
どんなに完璧な制度や契約を用意しても、ご本人の心が追いついていなければ、本当の意味での安心には繋がりません。
おひとりさまの終末期支援は、法律だけでも、医療だけでも完結しないのです。
だからこそ私たちは、今どのようなお気持ちなのか、何を恐れ、何を望んでいるのか。
まだ言葉にならない思いにまで耳を傾けることを大切にしています。
おひとりさま支援は、単なる手続きの代行ではありません。
人生の終盤を誰に託すかは、その方の尊厳そのものです。
私たちは、一人ひとりの心の声に「家族以上の覚悟」で寄り添いたいと考えています。
生活・医療・権利擁護・不動産整理から死後対応まで、一貫してサポートできる体制を整えているのは、その覚悟の表れです。
何を大切にし、誰に何を残したいのか。
その声を丁寧に受け止め、一緒に整理し、伴走します。
判断が難しい場面では、法律の専門家と連携しながら
「その選択が本当にご本人のためになっているか」を常に確認し続けます。
限られた時間の中で、すべてを完璧に整えることはできないかもしれません。
それでも、「一人ではなかった」と感じていただけることが、私たちの支援の本質です。
この仕事は、私にとって単なる事業ではありません。
「使命」だと考えています。
頼る人がいないからこそ、最後まで尊厳を守りたい。
不安の中にいる方に、少しでも希望の光を感じていただきたい。
私たちはこれからも、誠実に、覚悟をもって支援を続けてまいります。
どうか、一人で抱え込まずに、まずはお話をお聞かせください。